GIMPでやってみた

GIMPのカラーハーフトーンでロゴ作成

カラーハーフトーンとは、画像をドットで表現することです。

GIMPではこの機能は「新聞印刷」と言うフィルターで表現できます。

今回はこの機能を使ってサムネイルのようなロゴを作るチュートリアルを紹介します。

 

 

 

ハーフトーンロゴのレイアウトを決定

ロゴを作る場合ははじめにレイアウトを決めます。

その準備段階がこの工程です。

 

新規に画像を作成します。

bandicam 2014-11-15 10-45-27-560

大きさは作りたいロゴのサイズに合わせて決めて下さい。

ハーフトーン自体はどんな画像でも作れますが、ここでは文字レイヤーを使って説明します。

文字レイヤーを作成します。

bandicam 2014-11-15 10-48-12-348

適当なフォントを選択して、文字の大きさを決めます。

bandicam 2014-11-15 10-47-54-756

はじめに1つだけ文字レイヤーを作成します。

bandicam 2014-11-19 21-40-08-025

ロゴを作る場合は、この状態が完成形のレイアウトになります。

 

文字を加工するための準備

GIMPのテキストレイヤーはそのままではフィルターなどを適応できないようになっているので、ここで一旦準備をしておきます。

Photoshopで言うところの「ラスタライズ」です。

作業としては「文字を画像データに変換」と「アルファチャンネルの削除」です。

まず、文字を画像データとして変換します。

テキストレイヤーを選択して右クリックして「文字情報の破棄」を行います。

bandicam 2014-11-15 10-49-02-670

これによって文字を画像として扱うことができ、通常のレイヤーのようにフィルターを適応できるようになります。

テキストから通常のレイヤーにすると、そのレイヤーがテキストの範囲だけのレイヤーになっているので、キャンバスサイズに合わせる必要があります。

キャバすサイズに合わせるには、メニューバーから[レイヤー]→[キャンバスサイズに合わせる]を選択します。

bandicam 2014-11-15 10-50-15-974

これでレイヤーの範囲がキャンバスのサイズと同じになります。

次にこのレイヤーには透明部分(アルファチャンネル)が存在するので、フィルターを適応するために削除しておきます。
この手順が必要ない場合もあるので、作りたいロゴに合わせて行って下さい。

アルファチャンネルを削除するにはレイヤーを選択して右クリックし、[アルファチャンネルの削除]をクリックします。

bandicam 2014-11-15 10-49-36-811

これによって透明だった部分が白く塗りつぶされます。(背景レイヤーを非表示にしているとよくわかる)

これでフィルターを適応する準備は完了です。

 

ぼかしとハーフトーンの適応

出来上がったレイヤーにフィルターを適応していきます。

はじめにぼかしを入れて、次にハーフトーンにしていきます。

ぼかしを入れるのはハーフトーンにしたときにドットに強弱をつけるためです。

 

ぼかしはメニューから[フィルター]→[ぼかし]→[ガウスぼかし]を選択します。

bandicam 2014-11-15 10-50-41-054

ダイアログが表示されるのでプレビューを参考にぼかし半径を調節します。

bandicam 2014-11-15 10-51-07-288

こんなもんかなと思うところで[OK]を押して「ぼかし」を適応します。

bandicam 2014-11-21 00-09-46-446

ここから「ハーフトーン」を適応していきます。

ハーフトーンはメニューから[フィルター]→[変形]→[新聞印刷]を選択します。

GIMPでは「新聞印刷」がハーフトーンに該当します。

bandicam 2014-11-15 10-51-30-621

ダイアログが表示されるので、細かな設定をします。

bandicam 2014-11-15 10-53-08-683

色々試せばいろいろなハーフトーンを作れるのですが、今回は以下の設定でやってみてください。

bandicam 2014-11-21 09-26-12-286

解像度はドットにする最小単位などの大きさを決めるパラメータです。

今回の場合は、文字の大きさにもよりますが、以上の設定で行いました。

 

bandicam 2014-11-21 09-26-23-031

スクリーンとは色を分離させるときの設定です。

今回は一旦黒のハーフトーンを適応してから別の方法で色を分離させるので、分離方法はRBGにします。

赤、緑、青のタブがあり、角度の項目があります。

このタブをそれぞれ、「角度=0.0」に設定しておきます。

これによって黒いドットを作ることができます。

 

bandicam 2014-11-21 09-26-38-249

アンチエイリアスとはドットの滑らかさと考えて下さい。

低い値ほど荒いドットになり、高い値ほどなめらかなドットになります。

 

こうして出来上がるのがこれです。

bandicam 2014-11-21 08-09-56-264

プレビューを見ながらいろいろ試してみると好みのハーフトーンを作ることもできます。

 

レイヤーの複製と着色

出来上がったハーフトーンのレイヤーをコピーして、それぞれ別の色にして重ねると色を分離したようなロゴを作ることができます。

はじめにレイヤーを2枚コピーします。

bandicam 2014-11-21 12-49-01-830

これを1つずつ別の色にします。

色の選び方はお任せしますが、ここではRBGの原色を使っていきます。

まず、[色域選択]ツールを選択します。

bandicam 2014-11-15 10-53-40-877

ツールオプションを以下の設定にして白い部分をクリックします。

bandicam 2014-11-21 18-37-19-125

[色域選択]ツールはクリックした場所の色と同じ色を持つ部分を選択範囲とするツールです。

この状態で白い部分をクリックするとハーフトーン化されていない部分が全て選択されるので、選択範囲を反転させてハーフトーンになっている部分を選択します。

bandicam 2014-11-21 18-49-55-818

選択範囲が文字のドットの部分のみになっていることを確認して下さい。

bandicam 2014-11-21 18-14-42-641

3枚のレイヤーに色を付けていきます。

色をつけると言うよりは色のバランスをRBGの原色に整えていきます。

1枚目は赤、2枚目は青、3枚目は緑になるように色レベルを調整します。

色を調整するレイヤーを選択して、メニューから[色]→[レベル]を選択します。

bandicam 2014-11-21 18-38-33-671

ダイアログが表示されるので、プレビューを確認しながら設定をします。

bandicam 2014-11-21 18-39-14-785

この設定は選択範囲の黒い部分を赤にするための設定です。

チャンネルを「赤」にして、出力レベルの左側を「255」に設定すると、選択範囲の黒い部分が赤で置き換えられます。

プレビューを確認して「OK」をクリックします。

bandicam 2014-11-21 19-09-39-797

これと同じように2枚目は青を、3枚目は緑を適応していきます。

上のレイヤーが写っていてプレビューが確認できないときがあるので、レベルの変更が済んでいるレイヤーを非表示にしておくと混乱しません。

これで着色が終了です。[Ctrl+Shift+A]で選択範囲を解除しておきます。

 

レイヤーモードの変更とレイヤーのずらし

最後にレイヤーのモードを変えて、少しずらすことで色を分離した雰囲気を出します。

複製したレイヤーのモードが「標準」になっていると下のレイヤーが映らず、色を重ねることができません。

まず、ハーフトーンにした3枚のレイヤーモードを変えていきます。

bandicam 2014-11-21 19-20-41-780

レイヤーのタブでモードを変更するレイヤーを選び、モードを「比較(暗)」に変更します。

bandicam 2014-11-21 19-20-26-443

これを3枚全てのレイヤーで行います。

一旦文字が黒くなったように見えますが、これが正しい状態です。

bandicam 2014-11-21 19-26-00-715

ここからレイヤーを少しだけずらして色を分離したような効果をつけます。

[移動]ツールをクリックしてオプションを設定します。

bandicam 2014-11-21 19-30-17-258 bandicam 2014-11-21 19-30-31-234

このまま各レイヤーを選択して、少しずつ動かすと色を分離したようなロゴを作ることができます。

bandicam 2014-11-21 19-34-45-540

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