タイへの移住で一番というか、誰しもが必要になるのが、お金の管理です。
今回はお金の話の中でも、一番基本になる部分、
銀行と、プラスアルファの日本円の送金についてのお話をしておきます。
正直、移住に際して必ず必要なわけでばありませんが、これをしておくと、移住後の生活の安定感が違います。
異国の地で頼れる人もいなく、資金の問題にぶち当たってしまわないように、準備をしておくのがおすすめです。
タイ移住に必要なお金のポイント3つ
銀行以外にもお金の話はたくさんあるのですが、基本的には以下の3つになります。
一般的に海外移住するときに必要なお金の準備は移住したあとに困らないようにすることが目的です。
- タイへ日本の資金を移動する手段(銀行など) ← 今日の話
- タイで決済できる日本のクレジットカード
- タイでも使える任意の医療保険
銀行と送金についてで結構長くなるので、今日は銀行の話に的を絞ってお伝えしていければなと思います。
日本からタイへの資金移動(銀行など)の準備
くどくど説明すると、本当に長くなってしまうので、結論から言いますね。
おすすめの方法は「ソニー銀行」と「Wise」を組み合わせた方法です。
こちらのリンクからWiseに登録すると、初回の外貨送金手数料が無料になるクーポンを受けることができます。
他にもバックアップとしてメガバンクなどを作っておいたほうがいいと思いますし、
この方法だけが正解ではないのですが、現時点では一番使いやすい方法だと思います。
どちらも利用していて、知っているという人は、そのままでいいと思いますが、
ポイントとしてWiseのデビットカードを作っておくことを忘れないようにしてください。
流れとしては、次のようになります。
- ソニー銀行からWiseの専用口座に入金(Wiseにチャージ)
- Wiseの中で【日本円→タイバーツ】の両替をする(タイバーツへ両替)
- タイのATMでWiseのデビットカードでタイバーツを出金する(またはデビットカードとして利用する)
ソニー銀行のBnakWALLETというデビットカードでも同様のことができるのですが、
Wiseを使っていると、入金した日本円をレートの良いときに両替することができるので、
少しでもお得に日本円からタイバーツへ両替したい人にはこの方法がおすすめです。
メガバンクがおすすめではない理由
おおよそメガバンクと言われる、みずほ銀行や三菱UFJ銀行、三井住友銀行などであれば、
まず国際送金には対応しているので、そのまま利用することもできます。
ただし移住後だと、送金がとんでもなく面倒なことや、
送金の際の手数料や両替コストが割高になる場合が結構あります。
それぞれの銀行での送金方法や両替コストを確認しておきましょう。
銀行の窓口にいかないと送金できない。。。
事前に書類で申請しておかないと送金できない。。。
なんてパターンもありますのでお気をつけください。
ソニー銀行は非居住者でも取引など制限が少ない
タイで仕事をして生活していくとなると、
大雑把にいうと1年後には日本では非居住者とみなされることになります。
すぐに非居住者として扱われるかは金融機関によっても違うのですが、
日本から海外転出をすると基本的には非居住者となると考えていいでしょう。
この非居住者という扱いが厄介なのです。
非居住者になってしまうと困ることとしては、
日本の多くの銀行では非居住者向けのサービスがほとんどないのです。
簡単に言うと、銀行が非居住者と認めた場合、
送金手続きが日本国内外に関わらず、一律国際送金の手数料となったりします。
ソニー銀行でも国際送金は手数料が3000円ほどになるので、通常の送金よりは高いのですが、
国内の連絡先が登録されていれば、非居住者となったとしても
基本的なサービスを通常の銀行と同じように利用できます。
これによって、海外で生活していても、
日本の銀行口座を操作してWiseに入金することができます。
その他の銀行サービス
海外移住の備えて銀行を開設するのであれば、非居住者でも解約しなくて良い銀行を開いておきましょう。
個人的におすすめなのはSMBC信託銀行プレスティアです。
プレスティアは外貨預金に対応したマルチマネー口座という、
多通貨対応の口座を作ることができます。
外貨のままデビットカードで決済することもできます。
外貨対応という意味でソニー銀行に並ぶおすすめ銀行です。
特別な理由がない限り、こちらの口座も解説しておいたほうがいいと思います。
グローバルパスという多通貨対応のデビットカードも申込時に作っておきましょう。
おわりに
最初にもお伝えしていますが、まずはソニー銀行とWiseの口座を開設しましょう。
その上で、Wiseのデビットカードを作りましょう。
保険として、SMBC信託銀行プレスティアのマルチマネー口座と
グローバルパスという海外で利用できるデビットカードを作っておきましょう。
タイへの移住で住民票を抜いたりすることを考えている場合は、
早めに申し込みをしてください。
日本に住民票がないと銀行口座を新たに作ることは難しくなってしまうためです。
今日の内容がタイへ移住を考えている人の助けになればと思います。
ではこのあたりで。