Inkscapeのマニュアル本、各種サイトで好評発売中! ▶公式サイトはこちらから

【タイのQR決済】電話番号とロングステイビザで使えるTRUE MONEY WALLET

バンコクに来てから、約4ヶ月が経とうとしてます。
タイ語で数字や簡単なタクシー用語などを勉強して、ややQOLが改善してきました。
言葉の壁は大きいですが、親切な人も多いタイで割りとのんびりと過ごしています。

さて、東南アジアはキャッシュレス決済が普及しているという話は聞いたことがあると思いますが、
それはここタイ国バンコクでも同じです。

今日はそんなタイのキャッシュレス決済アプリ【TRUE MONEY WALLET】をご紹介します。

タイ国内でのキャッシュレス決済事情

まずはタイ国内でのキャッシュレス決済事情を軽く説明しておきます。
全体感があると、利用シーンなども想像しやすいかと思います。

どのくらいキャッシュレス決済が普及しているか?

まず、キャッシュレスの普及具合ですが、
バンコク都内では、ローカル屋台でもキャッシュレス決済(QR決済)ができます。

日本ではまだまだクレジットカードがメジャーですが、
タイではクレカよりもスマホのQR決済のほうがメジャーです。
ローカル屋台ではQR決済はできますが、クレカなどは使えません。

他には、スマホの通信費、電気代、水道代、家賃など、
基本的なインフラの利用料金はほとんどキャッシュレス化されているので、
タイ人も基本はQR決済をしています。

デパートやスーパーでも当たり前のように使えるので、
最低限スマホだけあれば、もはや財布はなくても生活できてしまいます。

ちなみにデパートやスパーはクレジットカードやデビットカードが使えますので、
慣れないうちは持参したクレカなどを使用してもいいと思います。

ちなみに僕の場合は【Wise】のデビットカードを日本で作成してから
タイへ渡航して、はじめのうちは良いレートで両替したタイバーツをデビットカードで利用していました。

中心から離れて地方へ行くとなると現金は絶対に必要になりますが、
バンコクの中心地でロングステイや社会生活をする上では、
キャッシュレス決済はほぼ間違いなく必要になると考えてください。

どのようなキャッシュレス決済がされているか?

タイでのキャッシュレス決済といえば、銀行アプリで「Prompt Pay」という
QR決済の仕組みを利用した方法がメジャーです。

ですが、タイランドエリートビザやワークパーミット(労働許可証)などがないと
タイの銀行口座を作ることができません。

となると、タイで仕事をしていない人は基本、銀行アプリが使えないので、
ここで紹介するQR決済アプリなどを利用することになります。

では実際のアプリについてです。

TURE MONEY WALLET – わりと万能なQR決済アプリ

TRUE MONEY WALLETはタイの携帯キャリア「TRUE」が提供する
キャッシュレス決済サービスです。

利用できる人は、パスポートとタイでのロングステイビザの
有効期限が残っている人で、初回の登録時にパスポートの画像、
ビザの画像を送信して登録します。

TRUE MONEY WALLET

タイ国内に長期滞在ビザを持っている人が使えるキャッシュレス決済アプリ

タイ国内のほとんどのキャッシュレス決済が可能

銀行アプリが使えない「セブンイレブン」でも利用可能。

家賃、電気代、水道代、通信費などの支払いに利用可能

基本的な使い方は、WALLETにお金を入金(TOP UP)して、
その残高からキャッシュレス決済(SCAN か PAY)を行うというものです。

このあたりは日本のキャッシュレス決済と同じ使い方です。

基本的に銀行のアプリと同様にPrompt Payの仕組みが使えるので、
TRUE MONEY WALLETを利用すると、いろいろなところでQR決済が可能です。

TRUE MONEY WALLETのいいところは、
セブンイレブンでキャッシュレス決済ができることです。

タイのコンビニといえばセブンイレブンです。
実は銀行アプリなどで利用できるPrompt Payは使えません。

TRUE MONEYを利用すると、セブンイレブンでもQR決済が使えるので、
ロングステイの方はぜひ使ったほうが良いかなと思います。

TRUE MONEY WALLETの登録方法

ここからは実際にアプリをダウンロードして登録する手順を説明していきます。

下記のページにアクセスして、ページ下部のリンクボタンからスマホ用アプリをダウンロードします。

TRUE 公式サイト
https://www.truemoney.com/

ここからアプリの画面の説明をしてきます。


インストールして起動すると、言語選択画面になります。

おそらく、日本人が一番馴染みがあるのは英語だと思うので「English」を選択しましょう。

タイ語が読める方はおそらくこの記事は見ていないと思いますので。。。


次の画面でアプリの簡単な説明がスライド形式で表示されます。

画面下部の[Register/Sign In]から登録を始めます。


はじめに、電話番号を入力します。
入力した電話番号にOTP(ワンタイムパスワード)が送信されるので、入力して先に進みます。


ここから登録に入りますが、実際の画面がスクショできていなかったので、記憶を頼りにメモしておきます。

  1. タイ人用と外国人用の登録フォームを選択する画面になります。
  2. 外国人用を選びます。
  3. パスポートと同じ、氏名、生年月日、パスポート番号を入力します。
  4. アプリで支払いのためのPINや生体認証情報を登録します。
  5. パスポートの写真つきの見開きページ、VISAが記載されいている見開きページを写真にとって送信します。
  6. 書類の画像に不備がなければ2~3営業日後に利用可能になります。

ここまでの流れで無事に登録が終わると、ログイン画面が表示され、登録したPINを入力することで、この画面に切り替わり、利用できるようになります。


ここまでで登録は終了です。
次からは簡単に実際の使い方を説明していきます。

TRUE MONEY WALLETの使い方

ここからは実際の使い方をさらっと説明しておきます。

英語を理解できればほとんど困ることはないと思いますが、
タイ人の店員さんとコミュニケーションが難しいことがあるので
予習していくとスムーズかと思います。

基本画面

この画面が基本画面です。

実際に利用するのは上部の[Add Money][Scan][Pay]の3箇所くらいです。

その下には「Balance」というところがありますが、これはTRUE MONEYにチャージしてある残高です。この金額までの支払いができます。

クレジットカードやデビットカードを登録すると、残高がなくても支払いをすることができます。アカウント設定から登録してみてください。

入金(Top-Up)

[Add Money]で残高を追加(Top-Up)します。

画面の上の方はよく利用されているメニューですが、これはタイ人が使うものが多いので、下のほうを見てください。

[Banks]を選ぶと、銀行口座からのTransferでTop-upできます。
銀行アプリなどで、PromptPayの仕組みを使って、電話番号で送金する仕組みです。銀行アプリを持っていない人向けなのでここでは割愛。
※ 銀行アカウントを連携するのはタイの国民IDを持っていないとできません。

[Retail / Counter]というのが、提携店舗のカウンターでお金を渡して入金する方法です。セブンイレブン、ロータス、ファミリーマート、TRUEの店頭などが利用できます。

[Kiosk]が、キオスク端末(ATMのような端末)を使って入金する方法です。


画面下部の「Payment Priority」を開くと、クレジットカードやデビットカードを登録できます。

登録しておくと日本のクレカやデビットカードが、タイの銀行アプリのように使えるので便利です。


[Retail / Counter]を選ぶと利用できる店舗が表示されます。

セブンイレブン、ロータス、ファミリーマート、TRUEの店頭などが利用でき、店舗の種類を選ぶとその利用方法が記載されています。

店舗の種類ごとに入金できる金額が異なるので注意してください。

やり方は店舗に行って会計時に画面を見せながら「トップアップ ダイ マイ カッ?」と聞けばなんとか通じると思います。
正確ではないですが、「トップアップできますか?」みたいな意味です。


[Kiosk]を選ぶと利用できるキオスク端末が表示されます。

それぞれ選ぶと使い方が表示されるのですが、タイ語で記載されているので、スクショなどを撮って、グーグル翻訳などをかけましょう。

TRUEの端末はTRUEの店頭などにもあるので、近所にないか探しておくといいです。

ScanとPay

[Scan]を選ぶとカメラが起動します。

QR決済用のカメラ機能なので、PromptPayのQRコードが表示されている屋台やお店で利用できます。

QRコードがない店舗でもクレカのピンパッドの画面にQRコードが表示され、それを読み取ると支払いができる仕組みがあるので、わからないときは画面を見せて店員さんへ「スキャン」といいましょう。


[Pay]を選ぶとQRコードとバーコードが表示されます。

PayPayなどの日本のQR決済を利用したことがあればほとんど同じです。
このQRコードをスキャナにかざせば決済ができます。

セブンイレブンではTRUEの専用のスキャナがあり、そのスキャナにこのバーコードをかざして支払いができます。

これで一通りの操作の紹介をしてみましたが、どうでしょうか?

最初の登録が面倒で、やや時間がかかるのですが、
一度設定してしまえばその後は日本のキャッシュレス決済と
同じように使えるので、お釣りが煩わしいとかもありません。

ぜひ、機会がある方は利用してみてください。

おわりに

最近はタイへ移住する方も増えているようですね。

バンコクがどのようなところかを知りたい方は、
バンコクでマーケティング会社をやっているTJさんの
Youtubeチャンネルを見ることをおすすめします。

個人的には、移住前にお金の準備は絶対しておいたほうがいいと考えているので
このページも見ていただければと思います。

では、みなさまのタイでの観光や生活の安全と快適を願って、今日はこのあたりで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA