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日本の薬剤師からタイの日系企業で編集の仕事をするまでの記録 Vol.1

この話は2022年の7月くらいにさかのぼります。
自分が将来どうなりたいかとか、起業をしたいとか、ジョブチェンジをしたいとか、
漠然と転職について考えていた頃の話です。

街にある薬局に勤務する薬剤師から、
タイの首都バンコクにある日系企業でWEB制作会社で編集の仕事に付くまでのお話です。

たぶんですけど、そこそこ長くなるのでいくつかに分けてお話できたらと思います。

タイのバンコクの企業からのアプローチ

タイの日系企業から、働きませんか?と声をかけられたのですが、そもそもどこで声をかけられたのかっていう話です。

底に至るまでの経緯はいろいろあるのですが、僕の場合はビズリーチという転職絵支援サービスです。

ビズリーチでは薬剤師としての経歴を掲載していました。

正直すぐに転職しようとか全く考えていなかったのですが、
情報を登録して数日間の間に3,4件のスカウトをもらうことできました。

もともと薬剤師としてのキャリアが長いので、薬局や医療コンサルのようなスカウトが多かったのですが、
その中の1件にこのようなものがありました。

タイのバンコクで、日本人向けのECサイト運営の会社で、薬事アドバイザーとして働きませんか?

このダイレクトメッセージでスカウトを受けたことが、
今回タイへ移住となったきっかけです。

薬事アドバイザー?タイで日本国内向けEC?とか色々気になったのですが、
そのお話は改めてしたいと思います。

スカウトメッセージから面談へ

ビズリーチでは企業の採用担当者とメッセージのやり取りで予定を決めていきます。

ざっくりとですが、スカウトメッセージからの流れを書いておきます。

 
 

どのようなお仕事なのか、どのような条件で働けるのかを教えていただけませんか?

 
 

では一度面談と言うかたちで、ZOOMでお話しましょう。
ご都合の良い日はありますか?

 
 

○月○日は終日可能ですがいかがでしょうか?

 
 

では、○月○日の13:00(日本時間)でいかがでしょうか?

僕の場合はこのような感じでやり取りが進みました。

タイの企業なので、時差が2時間あります。
その点も考慮して時間を決めないと行けないなーなんてことを考えていました。

面談の日程は予定が合うかによるところが大きいのですが、
メッセージのやり取りをしてからおおよそ1週間後くらいでした。

実際の面談

面談の日は5分前くらいには身なりを整え、PC前に座っていた感じです。
面談はお互いの情報を交換し合う場所ですから、メモを取れる準備や質問内容をまとめておいたほうがいいですね。

面談の人事担当者の方は、ざっくばらんにお話したいとのことでしたが、
最低限社会人としてのマナーは守って対応したほうがいいと思い、ジャケットは着用して行いました。

僕の場合は海外で働く経験がそのままメリットになると思っていたので、
一緒に働く仲間や家族を養えるのか、医療体制や住居はどうなのかなど、
海外生活に対する不安のほうを中心に聞いていました。

企業の担当の方は、事業内容を知ってほしいことや、勤務条件等をすり合わせていくこと、
どのような人材を求めているか、タイの生活について不安な点を解消することなどが主な目的でした。

事業内容はECでBtoCをやっていると聞いたあたりである程度予想はついていましたし、
WEB制作は独学でしたが、話を聞く限りはできない業務ではなさそうだと感じました。

この面談というのも、企業によりますが何回か行ってくれる企業もあります。
僕の場合は、パートナーがいたので生活環境や渡航後の状況をある程度予測しなければいけませんでした。
そのため、不安な点やどのようなサポートが受けられるかなどについて、別の機会でお話を伺いました。

これらを踏まえて、パートナーと一緒に渡航して大丈夫かをよく話し合い、
生活を組み立てられる見込みができたので、実際に採用してもらうべく面接へと進みました。

面談の時と同様に、ビズリーチでメッセージをやり取りして、面接の日程を調整しました。

面接の雰囲気

これは一般的な日本企業とあまり変わらないと思います。
人事担当の方と募集部署のマネージャーのお二人とお話をしました。

もちろんすべて日本語ですし、職務上英語やタイ語を必要とする部分はないと聞いていたので
タイ語を覚えたり、得意でない英語を駆使する必要はないと安心していました。

これは社風のようなものだと思うのですが
面接がとてもフランクな感じでした。
気張らないでやりましょうね。みたいな感じです。

まずはおざなりですが、志望の動機というか、私の場合はスカウトだったので、
なぜスカウトを受けようと考えたか?という質問でした。

もともと私個人の経歴は履歴書や職務経歴書を読んで把握してくださっていたので
その他の質問はほとんど私の個人のスキルに関するものでした。

その途中で、ホームページを作ったり、デザインを独学しているような話に
マネージャーが興味を示してくれて、最近のWEB系の話題を教えていただいたり
本当にフランクにお話させていただいて、非常に有りがいた面接でした。

最後には海外生活になるので、気になることがあればこの場で聞いていただいてもいいですよと
なんて優しい会社なのかと思いました(笑)

そんなこんなで面接を無事に終えて、その週のうちには内定を頂いたという流れです。

ビズリーチでやったこと

ビズリーチでのスカウトと言っても色々あると思います。
ドンピシャでスキルに結びついて、スカウトを受けまくってキャリアを築ける人もいると思います。

私は運が良かっただけのような気もします。
コロナが世界的に規制緩和され、たまたま人材を集めている企業の目に止まったということだと思います。

なぜ目に止まったのかということろはわからないのですが、
せめて自分がビズリーチで登録したことくらいは記録しておこうと思います。

  • 希望条件(給与・勤務地・業務内容・勤務条件)
  • これまでの職歴の簡単なまとめ
  • 出版歴があること
  • ホームページやデザインの知識があること

薬剤師としての経歴が私のキャリアのベースになっています。
これは職務経歴書の内容としても絶対に必須のものなので、どの部署でどのポジションでというところまで具体的に記載してました。

この他にWEB制作の知識があることは最低限お伝えしておきたいと思って記載しました。
個人でHP制作を請け負っていたりしたのですが、
その内容よりも「自分のブログから出版に至りました。」という内容のほうが伝わりやすいと思い、
出版歴をベースに記載しておきました。

個人的な感覚ですが、一つベースとなるスキルに、
掛け合わせる形で別のサブスキルがあると、採用担当の方にアピールがしやすいように思います。

このあたりはご自分の経歴を見直して登録するといいと思います。

ちょっとした豆知識でした。では第1段はこのあたりで。

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