ICSのインストールとパッチをあてることで、SDカードを使えるようになったとはいえ、はじめから本体のストレージが約500MBしかないLenovoA1。
元々、MotorolaXoomの代替え機として使う予定だったけど、同じアプリを入れようとしてもSDカードに移動できないアプリがストレージを圧迫して同じようにはいかない。
しかも、Amazon Kindleを使って本を読もうと思ったら、プリインストールされているAmazon Kindleのお陰で一切アップデート出来ない。
GooglePlayでAmazon Kindleをアップデートしようとすると「前のバージョンを削除して下さい」と言われる。
CleanMasterというアプリでプリインストールされていたアプリを幾つか削除できたが、アンインストール後に残ったフォルダやプリインストールのアプリのみに存在するデータが削除しきれていなかったせいか、なんどGooglePlayでアップデートしようとしても「前のバージョンを削除して下さい」と言われる。
そこで、プリインストールアプリの削除方法を詳しく調べてみた。
プリインストールアプリの削除はESファイルエクスプローラがいいらしい
大前提として、システムフォルダ内のアプリを削除するので端末のルート権を取得していないといけないのは言うまでもないが、ファイルマネージャーアプリでルート内のファイルを無料で編集することができるアプリは「ESファイルエクスプローラ」しかないということがわかった。
前にも使用したことがあるので、なんとなく使い方を知っていたが、まさか、ルートディレクトリのファイルを編集する機能まであったとは驚いた。
ちょっと前にCleanMasterというアプリでプリインストールされていたESファイルエクスプローラを削除したところだったので、早速、ESファイルエクスプローラを入手!
やり方はこんな感じ。
- 起動して左上の方にあるブラウザマークと端末マークが一緒になっているような部分をタップすると、「高速アクセス」というのが開く。
- 開いた部分の一番下から4番目に「Rootエクスプローラ」というのがあるので、これを「オン」にする。
- 「SuperUser権限を与えますか?」みたいな警告メッセージが表示されるので、「許可」をタップする。
これだけでシステム内のプリインストールアプリを削除できるようになる。
実際に削除する方法はこんな感じ。
- そのままもう一度「高速アクセス」で「アプリマネージャー」をタップする。
- 削除したいアプリ(今回はAmazon Kindle)を長押しタップ。
- 左下のゴミ箱マークを押してアンインストールする。
無事にAmazon Kindleのプリインストール版を削除できたので、GooglePlayでAmazon Kindleを表示すると「更新」の文字が消えて、「インストール」に変わっていた。
「インストール」をタップすると、低スペックなのでかなりゆっくりだがちゃんとインストールが出来た。
他にもGoogle関連のプリインストールアプリが大量にあるので、使わないものは消して、もう少しLenovoA1を使いやすくしたいと感じた1日だった。