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NetBeansでSQliteのドライバーを有効にするプラグイン

PHPなどのwebアプリケーションを作成できるNetBeansですが、軽量データベースのSQliteへ接続するためのドライバーは標準で搭載されていません。

ここではNetBeansのプラグインを使って、SQliteに接続するための方法を紹介します。

プラグインの取得

NetBeansの公式ページ内の「SQlite JDBC driver」のプラグインページヘアクセスします。

NetBeans SQlite JDBC driver plugin

⇒ http://plugins.netbeans.org/plugin/16018/sqlite-jdbc-driver

 

右側タブで自分の使っているNetBeansバージョンに適したものを選択して、「Download」をクリックします。

プラグインを保存するダイアログが表示されるので、自分の管理しやすいフォルダー内に保存します。

私の場合はWindowsなので、ユーザーフォルダ内にNetBeansのプラグイン用のフォルダを作成して保存しました。

・・・
├ /user ├ /・・・ ├ /download ├ ・・・ ├ /NetBeans ├ /SQlite └ 1422186499_org-classpm-sqlitejdbc.nbm

NetBeansにプラグインをインストールする

ダウンロードしたプラグインファイルをNetBeansにインストールするには、NetBeansを開いて[ツール]から[プラグイン]を開きます。

bandicam 2015-04-04 20-42-45-850

 

プラグインのウィンドウが表示されたら、「ダウンロード済み」のタブを開いて、「プラグインの追加」をクリックします。

bandicam 2015-04-04 20-43-53-450

 

ファイルを選択するウィンドウが表示されるので、先ほど保存した「SQlite JDBC driver」のプラグインを選択して、開きます。

bandicam 2015-04-04 20-44-03-818

 

インストールがされると、「NetBeansを再起動しますか?」と聞かれるので、すべてのファイルを保存して、再起動します。

もう一度NetBeansが起動したら、「SQlite JDBC driver」が使えるようになっています。

 

SQLiteデータベースへの接続

初めにデータベース本体となるDBファイルを作成します。

プロジェクトを開いて、新規作成をクリックします。

bandicam 2015-04-05 00-42-56-872

 

新規ファイルのカテゴリを「その他」にして、ファイル・タイプを「空のファイル」を選択して、「次へ」をします。

bandicam 2015-04-05 00-43-32-918

 

ファイル名に拡張子「.db」をつけて、ファイルの保存場所をコピーして「終了」をします。

ファイルの保存場所は後で接続するときに使いますので、コピーしておいて下さい。

bandicam 2015-04-05 00-44-13-663

 

作成したdbファイルに接続をしていきます。

NetBeansのメイン画面横のタブから「サービス」を選択して、「データベース」のところで右クリックし、「新規接続」を選びます。

bandicam 2015-04-05 00-46-13-162

 

新規接続ウィザードのドライバのプルダウンメニューから「SQLite」を選択して「次へ」進みます。

ドライバファイルは自動的に変わるので、そのままでOKです。

bandicam 2015-04-05 00-46-35-904

 

ユーザー名・パスワードに好きな語句を入力し、「JDBC URL」の<FILE>の部分を先ほどコピーしたデータベースファイルのパスに置き換えて、「接続をテスト」します。

jdbc:sqlite:<FILE>

の部分を下記のように置き換えます。

jdbc:sqlite:C:\xampp\htdocs\testPHP\test.db

bandicam 2015-04-05 00-48-29-233

 

左下に「接続に成功しました」と表示されれば「次へ」進みます。

「失敗」の表記があったら、接続先のデータベースファイルのパスが間違っているなどが原因なので、もう一度パスを確認して下さい。

bandicam 2015-04-05 00-48-39-204

 

最後に接続名に名前をつけることができます。

[](ブレース)で囲まれたところに任意の名前をつけて「終了」します。

bandicam 2015-04-05 00-49-37-924

 

サービスタブのデータベースの中に作成した「SQLiteテスト」が表示されています。

bandicam 2015-04-05 00-50-23-483

 

SQLiteデータベースの実態は1つのファイルです。

WordPressのような大規模なWebアプリケーションを開発するなどには向いていませんが、それほど大きなデータを扱わないのであればオススメの軽量データベースです。

今回は簡単なWebアプリケーション用に導入してみました。

 

余談ですが。。。

ロリポップレンタルサーバーのエコノミーポプランは月額100円とお手頃ですが、mySQLのデータベースを利用することができませんが、今回の方法のように、SQLiteをデータベースとして利用すればコロリポプランでもWordPressを使うことができます。

SQLiteにはこういった使い方もありますので、試してみたい方は下記リンクからどうぞ。

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