Inkscapeのマニュアル本、各種サイトで好評発売中! ▶公式サイトはこちらから

Inkscapeで【アピアランス:光彩】と同じ効果を使う方法

バナーやファーストビューなどを作成するとき、写真の色とテキストの色にコントラストが少なく、読みににくなってしまうことがあります。
ここでは、Illustratorでテキストを読みやすくする「光彩」という効果をInkscapeで実現する方法をご紹介します。

光彩効果とは

テキストの背面側に白いぼかしを入れるテクニックで、Illustratorのアピアランスの「光彩」で実現できるて効果です。

コントラストが低い箇所に白ぼかしを入れることで、低コントラストの箇所を高コントラストにして、文字などの可読性を高める効果があります。

テキストを複製して白ぼかしを作る=光彩となる

一番シンプルな方法にテキストを複製して重ねる方法があります。
ほぼ光彩と同じ効果を表現できるので、これだけ知っておけば結構幅広く使えるお思います。

テキストを複製

光彩の効果をつけたいテキストを選択して[Ctrl+D]で複製します。

フィルストロークの設定

複製したテキストのフィルとストロークを変更して、ぼかしを設定します。

ぼかしが「18」となっていますが、テキストの大きさなどによって変わってくるので、適宜調整してください。

光彩が少ないと感じる場合は、ストロークの幅の値を大きくしてください。

光彩を背面へ移動する

ぼかしたテキストを背面に移動します。(PageDown)

光彩用のテキストと元のテキストを選択してグループ化します。

光彩効果がついた

テキストの背面のコントラストが高くなり、光彩で読みやすくなりました。

おわりに

今回紹介した、光彩の処理はIllustratorでもよく使われるテクニックです。

バナーを作ったり、ファースビューを作ったりするときには必須のテクニックなので、皆さんご参考になればと思います。

このブログでは他のテクニックも紹介しているのでそちらも参考にしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA