グラフィックデザインを勉強するには有料のソフトと専門の講座を受講するのが一番早いのですが、無料のソフトで独学という道もあります。
時間はかかるかもしれませんが、基本的なことをまず学んでみたいということであれば【inkscape】という無料のベクターグラフィックソフトがおすすめです。
例えば、
- ロゴ・アイコン
- イラストのデジタル化
- 名刺
- 年賀状・ポストカード
- チラシ・フライヤー
- メニュー表
- 販促ポップ
これらのデザインならinkscapeを使うと、自宅のパソコンで作ることができます。
inkscapeを使ってできること
一般的にはAdobeのIllustratorの代替ソフトと言われているのですが、おもに得意な分野は
- ロゴ
- アイコン
- イラスト
などの線でできているグラフィックスの作成・編集です。
複数ページには完全には対応できていないのですが、「チラシ」や「フライヤー」などの1枚ものの印刷物であればなんの問題もなく作ることができます。
このブログではinkscapeの使用例についていろいろ紹介しているので、その中から少しだけピックアップしたものを紹介しておきますね。
Inkscapeのエクステンションで特定の色を一括変換する方法
Inkscapeで【アピアランス:光彩】と同じ効果を使う方法
GIMPとInkscapeでツートーンのグラフィックデザインを制作したときの手順
Inkscapeのカリグラフィツールでおしゃれな画像を作る方法
inkscapeで「フチ文字」を作る方法2つ+ちょっとした応用
Inkscapeのシェイプとパス編集でいろんな「吹き出し」を作ってみた
Inkscapeで配色用のカラーパレットを簡単に作る方法
inkscapeで立体的な文字の作り方(テキストと押し出しの組み合わせ技)
Inkscapeを使ったわかりやすいフローチャートの作り方
簡単にテキストレイアウトができるinkscapeの「テキストの流し込み」機能の使い方
無料ソフトとは思えないほどいろいろなことができます。
グラフィックデザインをするためのツールとはどんなものなのか?気になった方はぜひ使ってみてください。
inkscapeを効率よく学習できる本を書きました
上で紹介しているのはInkscapeの特定の機能や、何かを作ったときに備忘録としてまとめた内容です。
このブログの内容からInkscapeの基本的な機能に特化した内容を書籍として書きました。
Inkscapeを基礎から学びたい方向けの内容になっていて、基礎を押さえることで応用的な方法を調べることができるように書いています。
Illustratorを使用されている方でも、Inkscapeの基本的な操作を学べるようにしています。